MAX野球教室では技術的な面より、野球の基礎、ルール・知識・マナーなどを重点にアドバイスしております。ぜひご一読ください。
下記にルールに関するクイズ、マメ情報などを掲載しています。(不定期に更新しております)
"Maxの野球教室"ルール編
Q233. 走塁編
【問題】
〈状況〉1アウトランナー2塁。
〈起こったこと〉バッターがサードの右寄りのライナーを打つ。
〈その後の動き〉サードがこの打球をはじいてしまいましたが、3塁へ向かって走っていた2塁ランナーに当たり、バウンドする前にショートが捕り、1塁へ送球しました。バッターはすでに1塁へ到達し、2塁ランナーも3塁へ到達していました。
この場合はどんな判定でしょうか?
a)2塁ランナーもバッターランナーもアウトでダブルプレーとなる。
b)2塁ランナーはアウト。ランナーに打球が当たった時点でボールデッドとなり、バッターランナーは1塁が与えられます。
c)成行きのプレーなので、バッターランナーも2塁ランナーもアウトになりません。1アウト1.3塁で再開。
【解説】
正解はc)です。いったん内野手に触れてからランナーに当たった打球は、地面に触れたものと同じとして扱われます。そのため、成行きのプレーとなります。
"Maxの野球教室"ルール編
Q232. 走塁編
【問題】
〈状況〉1アウトランナー2塁。
〈起こったこと〉バッターがショートの右寄りのゴロを打つ。
〈その後の動き〉バウンドした打球がショートが捕れそうでしたが、触れずにショートを通過しました。ショートの後ろを走っていたランナーに打球が当たってしまい、ボールはサードが捕球しました。一塁は間に合わず2塁ランナーにもタッチできず、3塁へ到達しました。
この場合はどんな判定でしょうか?
a)2塁ランナーもバッターランナーもアウトでダブルプレーとなる。
b)2塁ランナーはアウト。ランナーに打球が当たった時点でボールデッドとなり、バッターランナーは1塁が与えられます。
c)成行きのプレーなので、バッターランナーも2塁ランナーもアウトになりません。1アウト1.3塁で再開。
【解説】
正解はc)です。容易に守備できた範囲の打球に対し、内野手が処理できずにすぐ後ろでランナーに当たった場合は、アウトにはなりません。ただし、ほかの内野手が守備できる機会があったと判断した場合はアウトとなります。(たとえば、三遊間の打球でサードが処理できずにランナーに当たったが、後ろにショートがいて守備機会があった場合など。)